足のタイプ
Foot Type
3つの足のタイプ/ Three Foot Types
3つの足のタイプ/ Three Foot Types
足のタイプはアーチの形状により、一般的に:
- ノーマル
- フラットフィート
- ハイアーチ
に分けられます。
自分でできる足のタイプの見分け方:ウエットテスト/Wet Test
自分でできる足のタイプの見分け方:ウエットテスト/Wet Test
自身の足のタイプを簡単に判別する方法として「ウエット・テスト」が、あります。
方法として
- ある程度吸水性のある足のサイズより大きい紙(習字の練習で使う水に反応して濃くなる紙はとても分かりやすいです)
- 霧吹き
を準備します。
紙を床にひく
霧吹きで足底部に水を掛けてその後、床に置いた紙の上に足を紙の真上から垂直に下して乗せてください。
足が立位の状況でどの程度地面に接地しているかを見るだけですので、圧を掛けてしっかりした足形を取ろうとしなくて結構です。(グリグリを押さえつけないでください)
2-5秒経ったらまっすぐ上に挙げて、足の形の外側をペンでなぞり、足形を完成させましょう!
はっきりとした分岐点はないですが下の絵を参照に、自分がその足のタイプに近いのか見てみましょう!
あなたの足のタイプはどれ?
あなたの足のタイプはどれ?
フラットフィート/Flat Feet
偏平足とも呼ばれる。
よく起こりやすい障害:
向いているシューズタイプ:モーションコントロール、スタビリティー(強)
ハイアーチ/High Arch
よく起こりやすい障害:
向いているシューズタイプ:クッショニングシューズ
ノーマルアーチ/Normal Arch
向いているシューズタイプ:スタビリティーシューズ(中)
舟状骨沈降テスト(Navicular Drop Test)
舟状骨沈降テスト(Navicular Drop Test)
これ以外に体重を掛けることでアーチがどの位下がるか(足部が回内するか)を検証する、舟状骨下降テストというものもあり、臨床現場では活用されています。
- 両足を床の上に着いて椅子に座る
- 荷重をかけていない状況で舟状骨結節に点を書く
- 硬い厚紙などを使い、非荷重の状態で高さに印を付ける
- 被検者は左右の足に均等に体重をかけて足部はリラックスさせて状態で立つ
- この時の舟状骨結節の高さを記録する
- 舟状骨の沈降をミリメートル単位で計算する
テストの陽性:加重した際に非荷重の状態と比較し舟状骨が10㎜以上沈降する
臨床的な意味:足部が過回内している